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仕様サイズ掛け軸寸法：尺三立約横４４．５×縦１６４cm（少し小さいサイズです・幅の狭いお床用）標準サイズの尺五立もございます。こちら>>仕様　表装：洛彩三段表装　本紙：新絹本　軸先：陶器　化粧箱付き ※各アイコンの意味は、こちら説明中国・黄河の上流に龍門という激流地点があり、その激流を遡ることができた鯉が龍神となって天を舞う（出世する）という「登龍門」の故事が有名な鯉。努力を重ね、苦難を乗り越えて出世栄達する象徴とされ、古くから崇められてきた縁起題材です。特に夫婦鯉は共に力を合わせる理想の夫婦像をあらわし、満の象徴です。※この作品は、特殊工芸技能（高精細デジタル印刷）を駆使して制作した作品です。詳しくはこちら>>作者略歴戸田雲草：　古き日本文化に憧れ、学生時代より京都に暮らす。外からしかわからない展雅な趣をうまく表現した作品で人気を集める。納期決済確認後からお届けまでに約１０日程度頂いております。※完全受注生産となります。備考※ウェブ上ではモニタの発色等で色彩が違って見える場合がございます。予めご了承ください。※表装の色・柄が写真とまれに異なる場合があります。※上下の中廻しと柱の継ぎ目の柄が合わない場合があります。写真はこちら>>夫婦昇鯉登龍門天空を舞う龍神は出世栄達の象徴龍は古来より天と地を自由に往来できる神仏の化身として崇められてきました。また古代の人々は虹を龍が現れたものと考え、虹の文字の虫へんは大蛇をあらわし、つくりの工は天空を貫くという意味があるといわれています。「勝利」に通じる昇鯉が、運気を勝ち取る我が国でも端午の節句の鯉職の風習が伝えられるように、出世栄達をはじめ、商売運・金運・健康運・恋愛運などを叶える力強さ漲る題材です。昇鯉すなわち「勝利」に通じる由緒正しい吉祥の題材が、貴家の正床に力強く飛び跳ねます。また普段はゆったりと穏やかに泳ぐ鯉は、泳ぐ宝石ともいわれる気高い美しさゆえに典雅な画題としても珍重されてきました。さらに夫婦鯉は満の象徴。ともに力を合わせて苦難を乗り切る。その優美な姿の中には、激流をも遡る驚異の生命力と、躍動感が秘められているのです。登龍門の故事とは中国は黄河の上流にある龍門という激流を遡った鯉が龍神となったという伝説は、中国の科挙（官吏登用）の試験合格を目指す人々をはじめ、出世成功を願う人々の間で語り継がれ、我が国にも「登龍門」の故事として伝えられました。古代の聖天子舜が、黄河の氾濫を鎮めるため、家臣の縣に治水工事を命じました。しかし縣は失敗してしまい、その息子の高が父の意志を継ぎ完成することができました。功績を称えられた高は、聖天子から天下を譲られ夏工朝を開いたということです。その成功の秘策は、上流の龍門山を崩し三段の流れを作ったことであり、これが有名な三段の滝といわれるものです。その後、多くの魚がこの激流を遡ろうとしましたが、なかなか成し遂げられなかったところ、ある一匹の鯉が大きく跳ねてこの激流を遡ったかと思うと、龍に変身し天へと飛翔していったのです。もちろんこの鯉は出世を成し遂げた高のことであり、立身出世の故事として語り継がれることになったのです。今もなお、鯉は出世栄達の象徴として崇められ、端午の節句の鯉職もこの由来に基づいています。滝を昇る鯉は昇鯉、すなわち「勝利」に通じることから、戦勝栄光の象徴としても崇められる由来となっています。龍古来、神仏の化身として崇められてきた龍神。「たつ」とも呼ぶのは、悪運を「絶つ」に通じるからという説もある。さらに龍の吐く息は地中に入りて黄金になるともいわれている。如意宝珠龍が鋭い爪でしっかりと掴んでいる宝玉は「如意宝珠」といい、人々が意中で欲するものを無限に出してくれるありがたい宝珠である。滝水は地球上のあらゆる生命の源であり、欠かせないもの。清らかな水が豊富に流れ出る滝は、生命の源を生み出す象徴として信仰の対象ともなっている。夫婦鯉中国の故事「登竜門」の中で、激流を遡った鯉が龍神となるとあることから、出世栄達の象徴とされる。さらに昇鯉は「勝利」に通じることから、勝負事が吉となる題材。夫婦鯉は夫唱婦随、満の象徴ともなっている。松古くから千年の緑を保つといわれ、長寿延命の象徴とされてきた松が枝を伸ばす。竹竹は一日に数十センチも成長するという驚異的な生命力で、古くから健康長寿の題材とされる。梅新春に可憐な花を咲かせる梅は「産め」や「生め」に通じるとして縁起の良い吉木とされる。